2016/07/22

エキゾチックジャパン。

◇ オフィスリターン。
ようやく職場復帰いたしました。
初っ端から「これ英訳したって」と
ジョーシから書類をドンと渡され
あたしの本業これちゃいまっせと
思いつつ辞書とにらめっこ。
エリアのこと"aria" て書いてたし。
推敲しててエッてなった。
こんなところにイタリア語の弊害が。

だけどやっぱり社会と繋がりを持つのは
多少ストレスもあるけどとてもいい。
みんなに会えて嬉しい。


◇ 落語ブーム
まだまだ冷めない落語ブーム。
無意識に雑貨屋で扇子と手ぬぐいを
物色していたときはハッとした。
お前は落語家になるつもりか。

極め付けは、とうとう夢に
今や時の人、春風亭昇太師匠登場。
一緒に酒を飲みつつ
くだらない話題でゲラゲラ笑ってたら
急に高座に上がると言って舞台袖に消え、
出てきた噺家がオトンだったという
謎すぎる夢を見ました。
似とんねん、ふたりとも。
眼鏡をかけた感じとか。
父ちゃん自身もうかなりのオジイだけどな。

したらそのオトンも落語好きという
意外すぎる趣味発覚。
「家にたくさんCDあるよ」とか言って。
推しメンは桂米丸師匠だそうです。
歌丸師匠のお師匠さま。
90歳過ぎて現役。なんなの桂一門。
その長寿スイッチどこにあるの。
米丸さんを観に行ったら
すんごい長生きできるかもしれない。
もしくは昇太さんのツルッツルの
ダーハーにあやかりたい。
あれで56歳て。うそやん。
でも独身キャラはあやかりたくない。


◇金魚

年甲斐もなく新調した金魚柄の浴衣。
似合うかどうかは置いといて可愛い。
これは完全に、こないだ日本橋まで
アートアクアリウムなるものを
観に行った影響だよ。

金魚と言えば今まで
ギロッポンのニューハーフショーしか
パッと思い浮かばなかったけど
改めていろんな種類の金魚を観察したら
どれも大変美しゅうございました。
何も考えてなさそうな眼や
おケツにウンコ引っ付けて
ゆらゆら泳ぐ姿がかわいい。


日本橋、久しぶりに来たけど
すごく変わっててびっくりした。
わたしが知っているのは30年前の姿。

その昔、祖母が三越で働いていたので
幼少時の夏の思い出はいつもデパート。
なんだか難しそうなハンドル操作する
エレベーターガールに憧れ、
路上で商売していた
アイスキャンデー売りのじいさんから
買ってもらったアイスを
ロビーみたいなところで
弟とふたりで「美味しいね」と言って
食べていたものです。
いま考えたら子を黙らすために
買い与えていたのだなと
大人になってから思うね。
今や遠き思ひ出かな。



今年の夏はどっこも行く予定ナイので
都内でおとなしくすごす所存。
浴衣着て浅草演芸ホールか
新宿の末廣亭でひと笑いしてこよか。
あと大妖怪展が気になる。

猛暑がなんだ。
今年の夏はエキゾチックジャパンを
思い切り楽しむぜ。

2016/07/16

この世は光 映す鏡だ。

手術後、初の外来へ。

腫瘍摘出手術後、
病理の結果を聞きにいきました。

結果、良性でした。

MRIを撮った時点で悪性を疑われ、
病名を検索してしまった日には
その生存率、難治性を見て愕然とし、
深夜ハッと目が覚めて泣く日もありました。
それは死への恐怖というより、
親より先に逝ってしまう申し訳なさ。

わたしには子どもがいないから
自分にとって最も大切なひとは
結局は両親なのです。
でもこんな親不孝って、ないよなあと
そっちの想いの方が強かった。

電話越しから聞こえてくる母の涙声。
普通に話そうとしているんだろうけど
わかるよ、泣くのを堪えてるの。
正直、あれが一番キツかった。


でも今日、結果を知る前までは
もし結果が悪くてもそれも運命だと
受け止めようと思っていました。

待合室のテレビにはニュースが流れ、
去年の今ごろ歩いていたニースの街が
大惨事になっている様子を見て、
人なんていつ死ぬかわからない
早いか、遅いか、それだけ。
だったら毎日精一杯生きよう。
と、出家しそうな勢いで
悟りの境地の気分でした。
ここは寺か。

何はともあれ、とりあえず、
この件は一件落着。

しかし油断は禁物ってなもんで
まだひとつ別件で不具合があり
現状、良くも悪くもないので
中途半端だなあオイという感じです。
でもポジティブに考えれば
今回の腫瘍が発見されなければ
この病気も見つからなかったから
長い目で付き合って行こうとおもう。

あと同じ病院で乳腺外来も予約した。
昨年の健康診断でひっかかったまま
ずっと放置していたので。
細胞でもなんでも取りやがれ。
小林麻央さんの一件がなかったら
行かなかったろうなあ。
乳がんも、もはや歳は関係ない。


5月からの一連を通して、
こんなに死を身近に感じたのは
いい経験だったと思うし、
まわりの人にすごく感謝するようになった。
それに、自分自身の人生を
見つめ直すきっかけにもなった。
今のところ、わたしは
とても幸せな人生を歩んでいる。

大丈夫、
まだまだ生きるよ。
何が起きても笑って過ごすよ。





…と言いつつ早速笑えない出来事が。
今日の血液検査でγGTPの値が
基準値の倍以上だったので
禁酒しろと言われました。
か、快気祝いができないだと…!?

2016/07/14

ちりとてちん。

西荻に帰って来たものの
次の外来まで仕事に行けないので
毎日のんびり過ごしています。

朝8時ごろ起きて同居人を見送り、
なんとなくオーヤさんに
コーヒーを飲みに行こうと誘われ
近所の激シブ純喫茶へ。

だいたい都知事選の話と、
昭和の話と、健康の話と、落語の話。

最近自分の中で静かな落語ブームで
パソコンでずっと聴いているせいか
寄席に行きたいとわめき散らして
コーヒーで一服。

オーヤさんと喋り倒したあと
家に帰って庭の大葉に水をやり、
縁側越しに庭を眺めながらぼんやりして
再びパソコンを開いて落語&笑点行脚。
最終的に先代円楽時代の大喜利に辿り着き
歌丸と楽太郎の罵り合いで
ケタケタ笑っていると夕方になり、
夕飯をこしらえて、風呂に入り、
夜何もすることがないので
早々に寝る、の繰り返し。

リタ子さん、
中年期をすっとばして高齢者と化す。

あかん、
おじいのオーヤさんと過ごしていると
気持ちがシニアになる。
早く職場復帰して若者と交流したい。


ちなみに笑点大喜利の推しメンは
春風亭昇太師匠です。
この人の落語は古典も新作も
非常にわかりやすくておもしろい。
あとセリフの噛み具合と
あの可笑しなテンション。ふふ


あ〜、着物着て浅草に行きたいなあ。

2016/07/13

振り返る手術当日。

覚えているうちにメモメモ。
長文です。

-----

2016年6月30日木曜日9時40分。
手術当日、朝起きてそのまま病院へ。

前日まで飲みに行ってたら
付き添いの両親に
「とても手術を受ける人とは思えない」
と白い目でみられました。
すみませんすみませんと平謝り。


さて、これから手術を受けるんだ、
という実感もわかないまま
まずは採血へ。

いつもの採血のおばちゃん。
「普通、手術直前ってみなさん
暗い顔をしてるんだけど
リタさんニコニコしてるから、
ああ、実感ないんだろうなあって」
ええ、まさにその通り。

だってね、
ドラマみたいにガラガラと
運ばれて行くわけでもなし、
手術前の待機部屋にも
雑誌が置いてあったり、
とても患者さんに配慮している。

しかも普通に自分の足で歩いて
よいしょと手術台に登ります。
下剤もなし、術前点滴もない。

病院側から言われた準備と言えば、
オリーブオイルでのヘソの掃除と
水分補給くらいでしょうか。

ヘソを掃除するとお腹が痛くなると
子どものころに言われていたので
入り口をちょっと洗うくらいで
深層まで意識したことがなかったけど
オリーブオイルと綿棒で、
徹底的に奥まで掃除したら、
すごい収穫となりました。大豊作。
あまりにもアレなので詳しくは書かないけど
人間のヘソってこんなに汚いものなのか
と己のヘソにショックを受けました。
ヘソ、掃除した方がいいよ。


閑話休題。

手術室の扉が開き、
看護師さんたちが笑顔で迎えてくれて
あれよあれよといううちに
テキパキと全身麻酔の準備です。

そんな中「りたさーん!」
と声をかけてくれたのは
いつも診てくれる先生。
先生の顔を見たら、すごく安心して
「ああ、この人たちに全て委ねよう」
と思いました。

まず部分的に硬膜外麻酔を腰に打ち、
その後ガスで一気に現実にさよなら。
眠りに落ちる直前の記憶が一切ない。

すごいね、
意識ってどこにあるんだろう。

起こされたらもう終わってた。
一瞬「エッ」てなって
「ああそうか、手術終わったんだ」と
受け入れて病室までガラガラ。

術後3時間は水も飲めないので
このときがいちばんしんどかった。
身体中にチューブ、顔には酸素マスク
両脚には血栓症予防の機械。
全部振り切って正直逃げたかった。
このときから逃走犯の兆し現る。
現実はそんな体力はなかったけれど…。

でもね、人間の身体ってすごい。
日ごとに回復を実感したし、
痛いけど、体は動きたがっている。
なので、用もないのに病室を
ウロウロウロウロしてました。


そんなこんなで今回、
なかなか良い経験をしました。
まだこれからもいろいろと
病院にはお世話になりそうなので
前向きに生きようとおもいます。
いい病院に出会えてよかった。

そして、今回の手術だけで
医療費がヨユーで10万超えたので
控除対象になる年末調整までに
なるだけ病院に行って健康を取り戻す!
ブログのネタがないからって
好きで体張ってるわけじゃないのよ。

なので今年は「調整の年」にしようと
決意したのでした。

2016/07/12

振り返る入院生活。

病院という場所は、
お下ネタになりそうな会話を
淡々となんの疑問もなく
繰り広げられる不思議空間だ。

術後、ドレーンやら尿道カテーテルが外れ
自分の足でようやく立てたと思ったら
「では、尿意があったら
最初は一緒に付き添いますので
ナースコール押してくださいね」
って言われました。
「おしっこするのにナースコール」
それなんぞ。どんなプレイ。

他にも「ガスは出ていますか?」と
わたしの屁事情を聞いてきたり、
聴診器をあてるときも
ドレーンの様子を見るときも
前開きのパジャマから乳モロ出し。


とどめは座薬。

術後、痛くて眠れずナースコール。

錠剤の痛み止めは1日3回しか
処方できないため、
3回超えると座薬になってしまう。
座薬なんて子どものとき以来だ。

「あの、座薬って自分で
やったことないんですけど…」

「わたしがやるので大丈夫ですよ。
お尻出してください。」

" お 尻 出 し て く だ さ い "

そう、美人看護師に言われました。
でもなんなのだろうな、あの空間は。
今思えばなんの羞恥心もなしに
ズボンを下げて、看護師さんに
どうぞ、と肛門を突きつけていたから不思議。
そのときは痛かったから
「早よして」って思いが強かったけど
いま冷静に考えたら、
他人に座薬をぶっ込まれる経験は
なかなかレアだとおもう。


とはいえ、病院のみなさんには
本当にお世話になりました。
先生も毎日様子を見に来てくれた。
次も手術するならここがいい。

2016/07/11

Another Century

Lawrence Arabia が新譜を出して
今日は鬼聴きしていました。
新曲 "Another Century" が
ポップすぎてキラッキラしてて
あなたもうこんなん……ずるいぞ!
一発で好きになっちゃうじゃないか。
ああもう大好きこの曲。



夏にぴったりの曲と思った。
ニュージーランドは真冬なのに…!


で、NZ全国ツアーをやるわけですが
一発目の都市が、人口少なくて寂寥感溢れる
オアマルという海沿いの小さな町。
しかもライブ会場がGrainstore gallery ときて
発狂しそうになりました。

実はここのアートギャラリー、
展示物がシュールでどこか禍々しくて
学生時代、ひとりで1日中
恍惚感に浸っていたという
幻の?画廊なのでした。
どのアート作品も普通じゃなかった。
ダリからお笑い要素を除いて
澁澤龍彦の部屋にした、みたいな。
思い出しただけで興奮するわたしは
ヘンタイなのかもしれませんね。
誰か否定して。


とにかくそんな場所で!
ライブやっちゃうのよ!

そして、こんなキラキラした歌を
歌うのよ。

現場にいたら、一体わたしは
どうなってしまうんだろう。


ま、行くことはないんですけどね!

2016/07/08

おいで ここへ 夢のまま。

実家滞在中&入院中、
ヒマすぎて観た映画いろいろ。
実家にあるDVD引っ張り出して
久しぶりに観た作品がほとんど。
もしくはイタリア映画。

「ひなぎく」
「アリス」
「ロストチルドレン」
「地下鉄のザジ」
「タイタス」
「カビリアの夜」
「ローマでアモーレ」
「ライフイズビューティフル」
「白猫 黒猫」……などなど。

なつかしすぎる。
思えば、なけなしのバイト代で
DVDを買っていたころ
(当時1枚5千円とかした)、
観ていたものと言えば
かわいい少年少女が出ている映画か、
エグい映画ばっかり。

やっぱりダントツで
「ひなぎく」が最高でした。
DVD西荻に持って帰ろう。
セリフからビジュアルから
監督の感性がすごすぎて
久しぶりに観てまた衝撃。
あんなパンクな映画、他にない。
今観ても本当にかっこいい。

次点で「アリス」。
子どものころ見た悪夢の具象化で
コマ撮りの魅力を教えてくれた作品。
シュワンクマイエル先生、
いま最後の長編作ってるらしいです。
嗚呼、想像しただけで、楽しみ。

振りかえればこれらの映画は
映像業界を志そうと思った
わたしの原点なのでした。

***

また音楽も然り。
昔のCDとカセットを漁って
ここ数日はずっっっっっっと
ザバダックばっかり聴いています。

アルバム「遠い音楽」は
聴きすぎてCDがもうボロボロ。
留学時代も一緒についてきてくれた。

17歳だったわたしは
「私は羊」を歌いながら教室を踊り、
「ポーランド」でリコーダーに目覚め、
友人に頼みこんで、
ライライライライ「ガラスの森」を
合唱していたという、今考えると
頭のちょっとアレな人だったけど
それだけ大好きだったのね。
多感な時期に夜中ひとりで
「かえりみち」聴いて泣いてた。
純粋な子どもだった。

「遠い音楽」だけじゃなくて
他の音源も西荻行き決定。
吉良さんが残してくれた音楽は
これからもずっとたくさんの人に
聴き続けられる。


以上、青春をめぐる旅でした。

2016/07/06

思えば、こんな所まで来るなんて。

昨日ようやく退院しました。
シャバの空気はうまいです。
手続きやら診察やらでバタバタだったけど
今日からまたヒマ人。
ウクレレ持参すれば入院中も
楽しく過ごせたのにな
(どんな患者なんだってば)。


入院中、マルタが1枚の
写真を送ってきてくれました。
同僚の結婚式だとかで、
普段垢抜けないマルタが髪型も変わって
とても可愛らしく変身していたよ。
なんだか久しぶりに会った気がして
ちょっと笑ってしまった。

マルタったら、忙しい中
入院前日にわざわざ電話をくれて
「大丈夫、大丈夫!」
と励ましてくれたのはいいけど
やっぱり本当に忙しいみたいで
「ヨガのパンタローニ(ズボン)が
見つからない!どうしよう!
あと5分で出ないといけないのに」
という断末魔とともに
ガサゴソ… ガチャーン!という音が
電話口から聞こえてきて相変わらずだった。
キミが大丈夫か。

マルタの隣にいるのが同僚のサライ。
キレイな黒髪のショートがよく似合う。
手首にドラゴンボールのタトゥーを入れている
なかなかファンキーなお嬢さん。
去年ウチに来て、西荻ハウスに
泊まってくれました。
一緒に「それいゆ」にも行ったねぇ。

今年はふたりに会えないかと思うと
ちょっとさみしい。
また会いたいなあ。


2016/07/02

今の気分は脱走犯。

ヒマすぎて、ヒマすぎて、
ヒマすぎて、ヒマすぎて死にそうです。

腹腔鏡手術はすごいもので、
術後2日目にして管と麻酔が全部外れて
フツーにシャワーを浴びれるほどに
モリモリ回復しました。


持ってきた本も映画も全部見尽くし
土曜日ということもあって
今度は手当たり次第友人に電話
(メーワクな話だね)。
「あんたも来年厄年だから
厄払い行っといたほうがいいよ」とか
剥き出しのオバハン口調で
大きなお世話を喋り倒しても、
それでも笑ってくれる友人の存在は
ありがたい。


あと、どっかで聞いた話、
今年お茶の間を騒がせた
舛添も不倫のゲス&ファンキーも
苦難の渦中の海老蔵さんも
みんなわたしと同じ射手座て。
嫌、わたしそのテーブル座りたくない。
そのメンツを同居人に話したら
「あ、それ救いようないわ射手座」と
ひとこと一蹴されたからね。

あんましそういうの信じないけど
このメンツが説得力ありすぎてもうあなた、
なるべくしてなった病気と思って
受け止めるしかないよね。
まわりの射手座さんお気をつけて!
なにもなくても健診に行ってね!


忙しすぎるのもアレだけど
ヒマっていうものがこんなに苦痛とは。
毎日サンデー!ウヒョー天国!
とかにはならないもんですね。
ニートとか、ある意味すごい。

週明けにはシャバに出れるので
遠出こそできないけど、
次の外来まで、わたしなりに
ジョイフルライフを楽しみたいです。

2016/07/01

とりいそぎ。

手術終わりました。
麻酔と点滴の管が明日外れるー。
ちょう嬉しい。

昼にグースカ眠ったため、
今日はあまり眠れなそうにないです。