2017/03/26
おいら旅人、一本刀。
2017/03/21
埼玉で聴く「井戸の茶碗」。
父は若いころから落語が好きで
古典も詳しいので、どの噺も
オールマイティに笑うのですが、
母はまだちょっと江戸の風俗に
ピンと来ないらしく、
母「あれよ、あれ!尻をひねる噺!」
私「ああ、『粗忽の使者』ね」
なんて、やりとりがあったりするわけですが
こと喬太郎作品においては別物らしく、
こないだも急に電話がかかってきて
何事かと思ったら
「ねぇ、喬太郎の『国民ヤミ年金』
知ってる?この噺。
すっごいおもしろいんだけど
ひとりで爆笑しちゃったよ」
と、youtubeで聞いては
わざわざ報告してくるハマりよう。
女子高生か、くらいの勢いで
キャッキャと意気揚々に語るママン。
わたしはなるべくライブで聞きたいので
自制しているのに、あのおっかさんは
片っ端から聴いているらしい。
ずるいぞぉ、誘惑があぁ。
そろそろわたしも喬太郎禁断症状が
いい加減出てきたので、
わたし以上にキョンキョンにハマる
オカンと、落語好きのオトンと
親子3人で独演会に行ってきました。
なんだろな、このヒロポン並みの依存性。
今日のブログも好き放題書きますよ。
柳家喬太郎独演会@クレアこうのす
10代のころは箸が転んでも
友だちとくだらないことで
腹を抱えて笑っていたのに、
いつからかな、お腹痛くなるまで
笑うことなくなっちゃったな。
でも今日はマクラから
思いっきり声を出して笑いました。
隣に座っていたオカンは
笑いすぎて咳が止まらず呼吸困難に。
神奈川には地域格差があるって話の流れから、
「埼玉はみんなでもって
美味い!美味すぎる!とか言いながら
十万石饅頭食べてるんでしょ?
平和でいいですねぇ」
ってローカルネタぶっ混んできたのが
いちばんのツボでした。
キョンキョンの口からまさかの十万石饅頭。
埼玉人にとってはツボな話題ばかり。
今回の演目はこちら。
柳家やなぎ「牛ほめ」
柳家喬太郎「夢の酒」
仲入り
一龍斎貞寿「間違いの婚礼」
柳家喬太郎「井戸の茶碗」
やった!
歌わないノーマルバージョンだけど
初めて「井戸の茶碗」聴けた。
キョンキョンの演じる正直清兵衛さんは
自分の欲望に正直なので
悪い顔すぎて可笑しい。
「夢の酒」は先日に引き続き2度目。
また聴けてうれしい!
何度聴いてもかわいい噺だなあ。
この日は新作演らなかったけど
古典だけでも、腕が良いから
聴いてて人を惹きつける。
笑い疲れるくらい、楽しすぎた。
しあわせ。
帰りも車の中で余韻に浸る。
そんでもって親とね、
好きな噺家について語り合うなんて
こんな幸せなことないですよ。
母、齢六十にして落語開眼。
マジでキョンキョンありがとう。
物販コーナーでつい購入。
2017/03/12
の・ようなおと。
時は遡り、昨年末。
知り合いの某アマチュア落語家と
高円寺で飲んでいたときのこと。
「3月に落語会やるから出てみない?」
と誘われ、
酔っ払って上機嫌だったわたしは
「落語は無理だけど、
ウクレレならいいっスよ!」
酔った勢いでふたつ返事で
OKしてしまい、それから幾星霜。
2月に入って
「チラシ作るから写真送ってね」
と連絡が来て、
「えっ」てなりました。
やるしかない。
ゲロは戻せても時は戻せないので
前に進むしかない。
というわけで高円寺にある老人ホームの
落語会にてウクレレ参戦してきました。
高座名?もつけてもらったけど
恥ずかしくて人に言えないよ。
めくりも赤い文字で書いてもらって
色物です。お、寄席って感じ。
「わたしはハワイアンが好きです」
と言っていたアマチュア落語家の意見を
完全無視しての演目がこちら。
1、Bring Me Sunshine
2、白い色は恋人の色
3、月光値千金
一曲目くらい洋楽をやらせてくれよ
というわけで、イギリスの古いコメディデュオ、
Morecambe and Wise の曲から。
二曲目はしっとりと、
三曲目は八犬伝で演ったお馴染みの曲で締めました。
心の臓が飛び出るかと思うほど
緊張しすぎて、ものすごい
間違えまくったわけですが
高円寺のシニアに向けて
古い曲を3曲、裏の顔でがんばったさ。
落語会が終了したあと
とあるおばあちゃん二人組が
いい音色ねぇ、良かったわよ、
とニコニコしながら言ってくださり
気持ちがホッコリしました。
アマチュア落語家は最後まで
ウクレレとマンドリンを勘違いしていたけどな。
おっさん大丈夫か。
そして、まさかの出演料もでました。
500円、ワンコインですが
わたしにとっては、とってもとっても
重みのある500円玉です。
あんな演奏で金取るなんざ、詐欺ですね。
なんてインチキな人生だよ。
は~、今回は良い社会勉強になりました。
芸人さんって大変だ。
2017/03/06
夢の酒。
3月5日、浅草演芸ホール 3月上席。
行ってきちゃった。
昨年8月においらんず観て以来の
浅草演芸ホールで、丸一日籠城。
朝から晩までぶっ通しで
明らかに昭和に作られたであろう
座席に座り続けてたら
おケツが崩壊するかと思いました。
はー、疲れた。けど、満たされた。
【昼も観たけど夜の部だけ演目】
柳家さん若「鈴ヶ森」
柳家小伝次「寿司屋水滸伝」
アサダ二世 奇術
金原亭馬遊「無精床」
五街道雲助「勘定板」
ホンキートンク 漫才
桂文楽「替り目」
林家たけ平「異母兄妹」
林家楽一 紙切り
柳家小満ん「長屋の花見」
柳亭左龍「長短」
林家三平「ボクの思い出」
林家ペー 漫談
柳亭小燕枝「権助提灯」
柳家小ゑん「ぐつぐつ」
翁家勝丸 太神楽
柳家喬太郎「夢の酒」
昼の部の菊之丞さんと文菊さんの
品のある落語の色っぽいこと!
色男ぶりに見惚れてしまった。
「イケメン」じゃあないんだな、
「色男」って言葉なんだな。
しかしそのあと出てきたモモエ師の
真逆の芸風になぜか安心感。
お目当てトリ登場。
この日の喬太郎師がかけたのは
古典「夢の酒」。
この噺はお初でした。
ご新造に見初められる夢を見た若旦那、
デレデレになりながら夢で起きたことを
つい嫁のおハナに話してしまい、
嫉妬で嫁が泣き崩れて修羅場、
慌てて飛び込んてくる大旦那、
キーー!!!!ってなったおハナは
「今すぐ夢の中に入って、
その女に小言を言ってきて!」
と、大旦那に無茶振りを…
っつー、お話です。
とても可愛らしい噺だった。
ご新造の夢を見て心躍らせる若旦那も、
夢の相手にヤキモチを焼くおハナも、
呆れつつも仲裁に入るやさしい大旦那も、
出てくる登場人物がみんな
すごく俗っぽくて、人間っぽくて、
愛おしくて、かわいい。
江戸の人々が身近に感じられる一席。
表情豊かに演じる喬太郎師匠の成せる技だ。
夢くらい、ステキな夢を見たいよ。
その分、起きた後の虚無感はハンパないけどね…。
いまは噺家が連れてってくれる世界が
まるで夢のよう。
お目当の春風亭一之輔師匠が
まさかの休演だったので
4月のYebisu亭のチケットを
突発的にとってしまった。
春風亭一之輔、柳家喬太郎、
ゲストでモロ師岡。
ショボい座席しか余ってなかったけど
今後の楽しみは多い方がいいやね。
もう何を今さらって感じだけど
落語落語って自分がオタクっぽくてやだわあ。
「夢中になりすぎるな!」と
もう1人の冷静な自分の声が聞こえへる…。
ま、飽きるまで楽しもうっと。
2017/03/01
スプリング、ハズ、カム。







