3月5日、浅草演芸ホール 3月上席。
行ってきちゃった。
昨年8月においらんず観て以来の
浅草演芸ホールで、丸一日籠城。
朝から晩までぶっ通しで
明らかに昭和に作られたであろう
座席に座り続けてたら
おケツが崩壊するかと思いました。
はー、疲れた。けど、満たされた。
【昼も観たけど夜の部だけ演目】
柳家さん若「鈴ヶ森」
柳家小伝次「寿司屋水滸伝」
アサダ二世 奇術
金原亭馬遊「無精床」
五街道雲助「勘定板」
ホンキートンク 漫才
桂文楽「替り目」
林家たけ平「異母兄妹」
林家楽一 紙切り
柳家小満ん「長屋の花見」
柳亭左龍「長短」
林家三平「ボクの思い出」
林家ペー 漫談
柳亭小燕枝「権助提灯」
柳家小ゑん「ぐつぐつ」
翁家勝丸 太神楽
柳家喬太郎「夢の酒」
昼の部の菊之丞さんと文菊さんの
品のある落語の色っぽいこと!
色男ぶりに見惚れてしまった。
「イケメン」じゃあないんだな、
「色男」って言葉なんだな。
しかしそのあと出てきたモモエ師の
真逆の芸風になぜか安心感。
お目当てトリ登場。
この日の喬太郎師がかけたのは
古典「夢の酒」。
この噺はお初でした。
ご新造に見初められる夢を見た若旦那、
デレデレになりながら夢で起きたことを
つい嫁のおハナに話してしまい、
嫉妬で嫁が泣き崩れて修羅場、
慌てて飛び込んてくる大旦那、
キーー!!!!ってなったおハナは
「今すぐ夢の中に入って、
その女に小言を言ってきて!」
と、大旦那に無茶振りを…
っつー、お話です。
とても可愛らしい噺だった。
ご新造の夢を見て心躍らせる若旦那も、
夢の相手にヤキモチを焼くおハナも、
呆れつつも仲裁に入るやさしい大旦那も、
出てくる登場人物がみんな
すごく俗っぽくて、人間っぽくて、
愛おしくて、かわいい。
江戸の人々が身近に感じられる一席。
表情豊かに演じる喬太郎師匠の成せる技だ。
夢くらい、ステキな夢を見たいよ。
その分、起きた後の虚無感はハンパないけどね…。
いまは噺家が連れてってくれる世界が
まるで夢のよう。
お目当の春風亭一之輔師匠が
まさかの休演だったので
4月のYebisu亭のチケットを
突発的にとってしまった。
春風亭一之輔、柳家喬太郎、
ゲストでモロ師岡。
ショボい座席しか余ってなかったけど
今後の楽しみは多い方がいいやね。
もう何を今さらって感じだけど
落語落語って自分がオタクっぽくてやだわあ。
「夢中になりすぎるな!」と
もう1人の冷静な自分の声が聞こえへる…。
ま、飽きるまで楽しもうっと。

