どうもどうも。
フィレンツェの学校に通い始めて
もう一週目が終わりましたよ。
このままだと一ヶ月なんて
あっというまだろなあ。
アメリカでもいろいろありました。
◎ 飛行機内にて。
機内食で「チキンorビーフ?」と
聞かれたのでわたしもシャチョーも
チキンを選択したところ
「チキンはいま温めてるからちょっと待って」と
ゴツいおばちゃんスッチーに言われて
トレイの中央がポッカリ空いた機内食がでてきた。
主役のいない寂しげな食卓のまま
待てど暮らせどチキンはこないーーーー。
その内片付け始めたので、
一瞬「えっ」てなったあと
シャチョーと目を合わせてなぜか可笑しくなる我々。
「早速アメちゃんの洗礼を受けましたね。」
「そうだね...ククク...!」とシュールな状況に
変な笑いがこみ上げた出来事だった。
飛行機乗る前にうどん食べておいて本当によかった。
◎ 入国審査での恐怖体験。
これは人生で一番、死ぬかと思ったエピソード。
アメリカ入国審査で、人生初別室へ連行。
片道のチケットだったし、バカでっかい
パソコンかばんを持ってたからしゃーない。
でもちゃんとビザとか書類とか万全だったから
そこまでは心配してなかった。
そのときは。
いろんな国から来た人が座ってる中、
「ここで待ってなさい」と
名前を呼ばれるまで順番を待つ。
早く呼ばれないかなとボケーっとしてたら
強そうなごっつい黒人の職員が何人も来て、
「この男から今すぐはなれろ!」
と叫んだので、何事かと思いきや
わたしの隣のソファに座ってた
黒人のオッサンがグッタリしていて
床には吐瀉物。
脳裏によぎった「エボラ」の三文字。
なにこの映画みたいな状況…!
頭の中が真っ白けになったまま
本能的に避難した。
全然気づかなかった。
いつからこの人ここにいたんだろう、
ゲロなんていちばんヤバいやつ。
どうしようどうしようどうしよう、
とかグルグル考えてたら名前を呼ばれて
「何日アメリカいるの?」
「5日です」
「ハイいいですよ」
とあっさり釈放。
オイオイ、だったら呼ぶなよ!わーん!
と半べそかきながらトイレ直行して
別室で床に落としたメガネを洗って
顔洗って、手を洗って、
アルコール消毒して最後の悪あがき……。
結局わたしは今もいたって健康だし、
あのオッサンが本当に感染してたら
とっくに大ニュースになってただろう。
ということで今はあんまり気にしておりません。
ロビーで待ってたシャチョーが
「大丈夫、死ぬときはわたしも一緒だから」
と言ってくれたのがいちばんの救いでした。
一生ついていこうと思ったくらい。
◎ アメリカ文化、チップ。
これは本当に慣れません。
空港からNY市内までタクシーで行き、
お会計のときになんとなく
チップ込みで渡したら
ドライバーのおっさんにものすごく
シブい顔をされたので、
ちょっと少なかったみたい。
逆に、ボルチモアの駅から
ホテルまでのタクシーは、
前回の教訓を生かしてちょっと多めに渡したら
「えっこんなにいいの!?」と言わんばかりに
すごくホクホクしていたので
ああ、わかりやすいなあと思いました。
ホント、もう最初からコミコミにしてよ。
◎ ボルチモアでの生活。
数日間の滞在だったけど、よかったです。
街中は危なくてほぼ歩けない状態でしたけど。
夜7時くらいになると人はほとんど歩いてない。
なので一日が早かった。
でも小さな街なので、大都会NYよりも
人は気さくな印象でした。
カニを食べました!
◎ ニューヨーク観光。
初めてのニューヨーク。すごいです。
タイムズスクエアは道頓堀以上に
看板がギラギラしていて眩しかった。
そしてやっぱりミュージカルが観たい。
もちろん「キャバレー」。
奮発して取ったいい席。
しかも期間限定でアランカミング主演で
観られるなんてなんちゅう奇跡。幸せ。
憧れの人が生声で歌って踊ってる。
夢の時間を過ごしました。
舞台の照明や演出もすごくよくて
ジャズオーケストラもかっこよくて
本当に夢か現かわからなかった。
陳腐な言葉でしか言い表せないけど、
本当にベルリンの場末のキャバレーに
連れていってもらった気分。
そしてミュージカル帰りに食べた
一風堂のラーメンの美味しさよ。
一週間前はニューヨークにいたのが
うそみたいに今はイタリアにどっぷり。