時は遡り、昨年末。
知り合いの某アマチュア落語家と
高円寺で飲んでいたときのこと。
「3月に落語会やるから出てみない?」
と誘われ、
酔っ払って上機嫌だったわたしは
「落語は無理だけど、
ウクレレならいいっスよ!」
酔った勢いでふたつ返事で
OKしてしまい、それから幾星霜。
2月に入って
「チラシ作るから写真送ってね」
と連絡が来て、
「えっ」てなりました。
やるしかない。
ゲロは戻せても時は戻せないので
前に進むしかない。
というわけで高円寺にある老人ホームの
落語会にてウクレレ参戦してきました。
高座名?もつけてもらったけど
恥ずかしくて人に言えないよ。
めくりも赤い文字で書いてもらって
色物です。お、寄席って感じ。
「わたしはハワイアンが好きです」
と言っていたアマチュア落語家の意見を
完全無視しての演目がこちら。
1、Bring Me Sunshine
2、白い色は恋人の色
3、月光値千金
一曲目くらい洋楽をやらせてくれよ
というわけで、イギリスの古いコメディデュオ、
Morecambe and Wise の曲から。
二曲目はしっとりと、
三曲目は八犬伝で演ったお馴染みの曲で締めました。
心の臓が飛び出るかと思うほど
緊張しすぎて、ものすごい
間違えまくったわけですが
高円寺のシニアに向けて
古い曲を3曲、裏の顔でがんばったさ。
落語会が終了したあと
とあるおばあちゃん二人組が
いい音色ねぇ、良かったわよ、
とニコニコしながら言ってくださり
気持ちがホッコリしました。
アマチュア落語家は最後まで
ウクレレとマンドリンを勘違いしていたけどな。
おっさん大丈夫か。
そして、まさかの出演料もでました。
500円、ワンコインですが
わたしにとっては、とってもとっても
重みのある500円玉です。
あんな演奏で金取るなんざ、詐欺ですね。
なんてインチキな人生だよ。
は~、今回は良い社会勉強になりました。
芸人さんって大変だ。
3月5日、浅草演芸ホール 3月上席。
行ってきちゃった。
昨年8月においらんず観て以来の
浅草演芸ホールで、丸一日籠城。
朝から晩までぶっ通しで
明らかに昭和に作られたであろう
座席に座り続けてたら
おケツが崩壊するかと思いました。
はー、疲れた。けど、満たされた。
【昼も観たけど夜の部だけ演目】
柳家さん若「鈴ヶ森」
柳家小伝次「寿司屋水滸伝」
アサダ二世 奇術
金原亭馬遊「無精床」
五街道雲助「勘定板」
ホンキートンク 漫才
桂文楽「替り目」
林家たけ平「異母兄妹」
林家楽一 紙切り
柳家小満ん「長屋の花見」
柳亭左龍「長短」
林家三平「ボクの思い出」
林家ペー 漫談
柳亭小燕枝「権助提灯」
柳家小ゑん「ぐつぐつ」
翁家勝丸 太神楽
柳家喬太郎「夢の酒」
昼の部の菊之丞さんと文菊さんの
品のある落語の色っぽいこと!
色男ぶりに見惚れてしまった。
「イケメン」じゃあないんだな、
「色男」って言葉なんだな。
しかしそのあと出てきたモモエ師の
真逆の芸風になぜか安心感。
お目当てトリ登場。
この日の喬太郎師がかけたのは
古典「夢の酒」。
この噺はお初でした。
ご新造に見初められる夢を見た若旦那、
デレデレになりながら夢で起きたことを
つい嫁のおハナに話してしまい、
嫉妬で嫁が泣き崩れて修羅場、
慌てて飛び込んてくる大旦那、
キーー!!!!ってなったおハナは
「今すぐ夢の中に入って、
その女に小言を言ってきて!」
と、大旦那に無茶振りを…
っつー、お話です。
とても可愛らしい噺だった。
ご新造の夢を見て心躍らせる若旦那も、
夢の相手にヤキモチを焼くおハナも、
呆れつつも仲裁に入るやさしい大旦那も、
出てくる登場人物がみんな
すごく俗っぽくて、人間っぽくて、
愛おしくて、かわいい。
江戸の人々が身近に感じられる一席。
表情豊かに演じる喬太郎師匠の成せる技だ。
夢くらい、ステキな夢を見たいよ。
その分、起きた後の虚無感はハンパないけどね…。
いまは噺家が連れてってくれる世界が
まるで夢のよう。
お目当の春風亭一之輔師匠が
まさかの休演だったので
4月のYebisu亭のチケットを
突発的にとってしまった。
春風亭一之輔、柳家喬太郎、
ゲストでモロ師岡。
ショボい座席しか余ってなかったけど
今後の楽しみは多い方がいいやね。
もう何を今さらって感じだけど
落語落語って自分がオタクっぽくてやだわあ。
「夢中になりすぎるな!」と
もう1人の冷静な自分の声が聞こえへる…。
ま、飽きるまで楽しもうっと。
先週は、わたしの中で今アツイ噺家、
柳家喬太郎師匠を十分に堪能。
テレビに映画に落語会と
ひとりキョンキョンまつりでした。
まー、長いブログ記事よ。
キョンキョンキョンキョンばっかり言ってて
長文です。もはや備忘録。
適当にすっ飛ばしてくだすって。
2/21 徹子の部屋
今年就職の息子さんが最近になって
突然「おとっつぁん」って
呼び出したエピソードが
なんだかかわいくて可笑しかった。
昇太さんについては
「どこに出しても恥ずかしくないプロの独身」
ってコメントされていました。
大師匠の小さん師匠、さん喬師匠との話、
新作落語の作り方もたっぷり聞けて
なんて濃厚な30分間。
いいお話が聞けました。
2/23 映画「スプリング、ハズ、カム」
@新宿武蔵野館
信じられないことに、今年に入って
映画館で観る一発目の映画です。
柳家喬太郎師初主演映画。
広島の父娘が主人公というわけで
ヤスダさんを巻き込みド鑑賞。
春から大学進学で上京する娘さんと
男手ひとつで育ててきたお父さんの
祖師ヶ谷大蔵で物件探しという
なんでもないんだけど特別な一日を描いた
ご町内ロードムーヴィー。
満ち足りた気分にさせてくれる作品だった。
登場人物みんなやさしい ( たまに変人 )。
吉野監督が落語に詳しくないのをいいことに
しれっと「母恋いくらげ」をぶっこむ師匠。
笑って笑って笑って、ちょっと泣いた。
東京カランコロンの主題歌「ひなげし」が
映画にぴったりの良曲で
ここんとこずっと聴いています。
祖師ヶ谷大蔵、のどかで西荻っぽいね。
ぜひ巡礼に行きたい。
上映後のトークショーのあと、
師匠と一緒に写真を撮りました!
映画の衣装とほぼ変わらない私服のキョンさまと
若干ブルゾンちえみみたいな髪型のわたくし。
常に関東近郊で生きてきたわたしには
上京もなにもなかったけど
主人公の璃子ちゃんと同じ18歳のときに
初めて実家を出た日は忘れられない。
実家からものすごく遠いところで
ホームシックになってしまい
その日は布団の中で泣いたっけ。
ダサい上にヘタレという
なんつう情けない巣立ちだろか。
上京した人にはそれぞれの
エピソードがありますね。
ヤスダさんの故郷も広島ということで
映画の後は広島弁ネイティブによる
広島弁講座、そしてヤスダさんの上京話。
ほっこりしました。
おとっつぁんってのは偉大な存在だぁね。
超どうでもいい余談ですが、
嬉しいことに、その日の午後に行った病院で
左乳のしこりが小さくなって
ほぼ消えており、まさかの通院終了。
ノーモア・マンモ。
きっと落語のおかげだね。
あとは毎日のラジオ体操。
笑うと免疫細胞が元気になるんだってよ。
笑う門には福来る、
ってよく言ったもんだね。
バンザーイ!
2/25 第20回 亀戸寄席
入船亭扇辰・柳家喬太郎二人会
@亀戸香取神社
喬太郎師匠の立ち食いそば屋への
愛溢れるマクラは
山手線の立ち食いそば屋さんを
一軒一軒検証する勢い。
マニアックすぎてお客さんほったらかしなのに
自由に楽しそうに喋るキョンキョンが
おもしろくてみんなゲラゲラ笑ってた。
そば屋検証マクラからの「そば清」。
初めて拝聴。そばっ食い清兵衛さんの
「どぉ~も♪」の声が忘れられない。
江戸時代に作られたとは
思えないほど斬新なサゲで、
怪奇小説みたいな噺だった。
ウルトラマンに改変した「そば清Q」
いつかぜひ聴いてみたい!
美味しいお蕎麦を食べに行きたくなる一席。
というわけで、
キョンキョンまつりのシメは落語会でした。
喬太郎さんの落語、ほんと大好きすぎて
毎日こんなに気分が高揚した週はなかったわ!
最高!キョンキョンありがとう。
***
3月は仕事で忙殺されそうな予感なので
特にチケットは買ってないのですが、
明日からの浅草演芸ホールのメンツが
豪華すぎてもうこれ、行きたいなあ。
一之輔さん、文菊さん、菊之丞さん、
モモエ師で夜のトリが喬太郎さん。
おケツが死亡必至の覚悟で久々に
一日ぶっ通しコースでもいいかもしれない。
オカンはきっと疲れちゃうから
ひとりで行くかなあ。
円丈師匠もいつかみてみたい。
羽織の紋がローリングストーンズの
ベロのロゴだったときもあって、
元祖新作派のロックな噺家さんだそうで。
日本に落語があってよかった。
おしまい!
西荻窪にやってきて
まるっと2年が経ちました。
早いねぇ。
お店開拓いっぱいしたつもりだけど、
なんやかんやでだいたい
行くとこ決まっちゃうね。
母は「にぎにぎ」(寿司)が好きだし、
友人が来ると「夢飯」(チキンライス)、
同居人と飲むと「ハンサム食堂」(タイ料理)
オーヤさんとは街のローカル中華屋、
もしくは「戎」( 赤提灯系 )、
その流れで「いるか」(スナック)。
モーニングはデニーズ、
コーヒーは「ひまわり」。
昔ながらのディープすぎる入りにくい店は
オーヤさんのおかげで入れるから楽しい。
個人的には
いろんなひとと行った「それいゆ」(カフェ)と
ケーキがおいしい洋食屋「こけし屋」。
あと「サジロクローブ」の
ネパールカレーがあっさり系で美味。
それと食べログすら載っていない
近所の小さな某カフェ。
店主のお母さんの味がとてもやさしい。
ここで商店街の行きつけの
八百屋のお父さんとバッタリ遭遇して、
いつだったかワインをご馳走になりました。
地元民の憩いの場。
あと地ビールが飲める
「西荻ビール工房」
ここのアールグレイビールが美味しいの!
夏になったらテラスで飲みたい!
本当にオススメ。
一番仲良しだった元同居人が
この春に香川に帰ってしまうのが
本当にさみしい。
思い出がいっぱいだね。
万が一また上京することがあったら
「もちろん西荻に戻ってくるわ!」
最近のいろいろ。
興奮冷めやらぬうちにレポ。
もうね、ひたすら明るくて
太陽のようなバンドです。
安定のメンバー、息ぴったり。
みんながハッチさんの動きを見ていて
ハッチさんが指揮者みたい。
3年半のブランクどころか、
3年半前より良い音楽になってた。
「太陽の讃歌」って曲が好きで
生で聴けたのが最高だった。
藤田さんは可愛いしカッコいいし
それに、久しぶりに
ペロさんのドラムを拝めて満足。
あー、楽しかった!
そう、楽しいんだな。
お祭り騒ぎのような楽しいライブ。
出かける場所といえば今や落語会ばかりで、
久しくライブに行ってなかったので
声をかけてくれたヤスダさんに感謝!
ライブ後に入ったラーメン屋で
落語の話題ばっかり
ベラベラ喋ってごめんなさい!反省。
豆苗
スーパーで買った豆苗。
もう一度収穫できると袋に書いてあったので
試しに書いてある通りに水に浸していたら
何にも手入れせずともモリモリ育って
あと2ターンくらい野菜炒めとかにできそう。
100円程で買って、たくさん食べられる。
なんぼほど貧乏人の味方なんだキミは!
しかもおいしい。
洗濯物を干していたら
たまたまデーハーな靴下が集結。
季節外れのクリスマスみたい。
川鍋暁斎
これが楽しみで楽しみで仕方ない!
早く観に行きたい。
しかも嬉しいことに
音声ガイドが昇太さん!奇跡!
昇太さんの声で暁斎を愛でる幸せ!
こいつは行くしかないね。
擬宝珠
たまたまテレビをつけていたら
耳触りのよい聞き覚えのある声。
柳家喬太郎師演じる
「擬宝珠」という噺が紹介されていて
お茶吹きそうになりました。
公共の電波にのせて
なんてマニアックな噺が!
擬宝珠が舐めたくて患う若旦那が
浅草寺の宝珠を舐めて元気になる、
ただそれだけの噺なんだけど
マニアックでフェティッシュで、
わたしこれ大好きなんですね。
イラストがつくと改めて狂った内容だね。
患った若旦那のために
真面目な顔して奔走する江戸の人々が
たまらなく可笑しい。
祝!キョンキョン「徹子の部屋」出演!
楽しみ!テレビにかじりつくぜ!
今月は下北沢演芸祭に
ことごとく行けなかったので
高円寺演芸まつりに行く所存。
甥っ子が小学生くらいになったら
寄席に連れてってあげたいな。
素敵な世界が広がるよ。
最近トシなのか涙もろくなり、
反動で、やたら明るくて
楽しいものを求めて辿り着いたのが
数年前にレギュラー放送していた
キョンキョンの深夜ラジオ
「柳家喬太郎のピロウトーク」。
これがね、あんまりにもおもしろくてね、
ここ数日で過去の放送を一気に聴いた。
キョンキョンの話も楽しいんだけど
アシスタントの東京FMの
アナウンサー、柴田幸子さん、
またこの方がぶっ飛んでてステキなのよね。
人のコメカミの匂いフェチを公言し
「揚げたてのポテトの匂いがする」
「朝イチに嗅ぐのがいいですよね」とか
変態的同意を求めるサッちゃんに対して
「わかんねえよ!
バリューセットじゃねえんだからよ!」
と、ドン引きする喬太郎師匠。
腹抱えて笑った。あー、おかしい。
もらったケーキを6年間、
冷蔵庫に放置していたら
ケーキがカチカチのオブジェになって
冷蔵庫の主と化した話と、
ご飯を炊いたあとの炊飯器を
何ヶ月も放置しすぎて
米が液状化したエピソードも
強烈すぎて、申し分なく満点。
話し方も清楚な感じなのに、
常識の斜め上を行く狂人的キャラクターで
今やシバサチの虜に。
最高だよあんた。
キョンキョンも深夜だからって
超えてはいけないラインを
自由に超えてる感じも好きだし
(しかもそういうときに限って
めちゃくちゃ楽しそうに話すし)、
それをウフフと笑いながら
規制するサッちゃん、いいコンビ。
この2人でぜひ深夜ラジオ
復活してほしいわあ。
こうなりゃ聴けるだけ聴こうとCDをポチ。
ああ、早く届かないかな~♪
Amazonプライム頼むよっ!
ジャケのデザインもかっこいい。
前回の日記で、
「自分の人生を通過していった人たちは
みんな元気かな」
とかクサイことホザイておきながら
小学生のとき一番仲がよかった友人から
20年ぶりに連絡がきましたよ。
通過して行ったままかと思いきや高速リターン。
恐ろしやネット社会。
20年の時を経て、友人は
立派なオカンになっていました。
「あのときが夢のようだね」
「幻かとおもうよ」
なんて同じ感想を言ったりしながら、
思い出に変わってしまった幼少時代を
しみじみを振り返るのでした。
時の移ろいはすごいね。
いまは、あのころとは全く別の環境にいて
毎日顔を合わすひとも、
子どもだった当時は知らなかったひとばかりで…。
地元に嫁に行った友人は
「あたしゃゆりかごから墓場まで葛飾だよ…」
と言っていたけど
それでも街も景色もちょっとずつ
変わっていって気づけば
浦島太郎みたいになるんだ。
わたしの知っているお花茶屋は
まったく別物になっちゃった。
そんなタイミングで、イタリア映画
「ニューシネマパラダイス」を観たら
目から汁が滝のように流れてしまい、
追い討ち。なんてノスタルジア。
大好きで何度も観ている映画なのに
歳を重ねるほど、だめね。
この映画に対する涙の防波堤がどんどこ弱くなる。
でもあたたかい涙ですよ。
ホントにいい映画。
そのあと反動で何を血迷ったか
「グレムリン」鑑賞。
グレムリンて。
グレムリンがタバコ吸ったり、
オネーチャン引っかけたり、
ゲラッゲラ笑った。
もはや「グレムリン」て
タイトルだけで笑える。
ギズモがすんごいかわいいの。
あいつと一緒に暮らしたい。