2016/07/12

振り返る入院生活。

病院という場所は、
お下ネタになりそうな会話を
淡々となんの疑問もなく
繰り広げられる不思議空間だ。

術後、ドレーンやら尿道カテーテルが外れ
自分の足でようやく立てたと思ったら
「では、尿意があったら
最初は一緒に付き添いますので
ナースコール押してくださいね」
って言われました。
「おしっこするのにナースコール」
それなんぞ。どんなプレイ。

他にも「ガスは出ていますか?」と
わたしの屁事情を聞いてきたり、
聴診器をあてるときも
ドレーンの様子を見るときも
前開きのパジャマから乳モロ出し。


とどめは座薬。

術後、痛くて眠れずナースコール。

錠剤の痛み止めは1日3回しか
処方できないため、
3回超えると座薬になってしまう。
座薬なんて子どものとき以来だ。

「あの、座薬って自分で
やったことないんですけど…」

「わたしがやるので大丈夫ですよ。
お尻出してください。」

" お 尻 出 し て く だ さ い "

そう、美人看護師に言われました。
でもなんなのだろうな、あの空間は。
今思えばなんの羞恥心もなしに
ズボンを下げて、看護師さんに
どうぞ、と肛門を突きつけていたから不思議。
そのときは痛かったから
「早よして」って思いが強かったけど
いま冷静に考えたら、
他人に座薬をぶっ込まれる経験は
なかなかレアだとおもう。


とはいえ、病院のみなさんには
本当にお世話になりました。
先生も毎日様子を見に来てくれた。
次も手術するならここがいい。

2016/07/11

Another Century

Lawrence Arabia が新譜を出して
今日は鬼聴きしていました。
新曲 "Another Century" が
ポップすぎてキラッキラしてて
あなたもうこんなん……ずるいぞ!
一発で好きになっちゃうじゃないか。
ああもう大好きこの曲。



夏にぴったりの曲と思った。
ニュージーランドは真冬なのに…!


で、NZ全国ツアーをやるわけですが
一発目の都市が、人口少なくて寂寥感溢れる
オアマルという海沿いの小さな町。
しかもライブ会場がGrainstore gallery ときて
発狂しそうになりました。

実はここのアートギャラリー、
展示物がシュールでどこか禍々しくて
学生時代、ひとりで1日中
恍惚感に浸っていたという
幻の?画廊なのでした。
どのアート作品も普通じゃなかった。
ダリからお笑い要素を除いて
澁澤龍彦の部屋にした、みたいな。
思い出しただけで興奮するわたしは
ヘンタイなのかもしれませんね。
誰か否定して。


とにかくそんな場所で!
ライブやっちゃうのよ!

そして、こんなキラキラした歌を
歌うのよ。

現場にいたら、一体わたしは
どうなってしまうんだろう。


ま、行くことはないんですけどね!

2016/07/08

おいで ここへ 夢のまま。

実家滞在中&入院中、
ヒマすぎて観た映画いろいろ。
実家にあるDVD引っ張り出して
久しぶりに観た作品がほとんど。
もしくはイタリア映画。

「ひなぎく」
「アリス」
「ロストチルドレン」
「地下鉄のザジ」
「タイタス」
「カビリアの夜」
「ローマでアモーレ」
「ライフイズビューティフル」
「白猫 黒猫」……などなど。

なつかしすぎる。
思えば、なけなしのバイト代で
DVDを買っていたころ
(当時1枚5千円とかした)、
観ていたものと言えば
かわいい少年少女が出ている映画か、
エグい映画ばっかり。

やっぱりダントツで
「ひなぎく」が最高でした。
DVD西荻に持って帰ろう。
セリフからビジュアルから
監督の感性がすごすぎて
久しぶりに観てまた衝撃。
あんなパンクな映画、他にない。
今観ても本当にかっこいい。

次点で「アリス」。
子どものころ見た悪夢の具象化で
コマ撮りの魅力を教えてくれた作品。
シュワンクマイエル先生、
いま最後の長編作ってるらしいです。
嗚呼、想像しただけで、楽しみ。

振りかえればこれらの映画は
映像業界を志そうと思った
わたしの原点なのでした。

***

また音楽も然り。
昔のCDとカセットを漁って
ここ数日はずっっっっっっと
ザバダックばっかり聴いています。

アルバム「遠い音楽」は
聴きすぎてCDがもうボロボロ。
留学時代も一緒についてきてくれた。

17歳だったわたしは
「私は羊」を歌いながら教室を踊り、
「ポーランド」でリコーダーに目覚め、
友人に頼みこんで、
ライライライライ「ガラスの森」を
合唱していたという、今考えると
頭のちょっとアレな人だったけど
それだけ大好きだったのね。
多感な時期に夜中ひとりで
「かえりみち」聴いて泣いてた。
純粋な子どもだった。

「遠い音楽」だけじゃなくて
他の音源も西荻行き決定。
吉良さんが残してくれた音楽は
これからもずっとたくさんの人に
聴き続けられる。


以上、青春をめぐる旅でした。

2016/07/06

思えば、こんな所まで来るなんて。

昨日ようやく退院しました。
シャバの空気はうまいです。
手続きやら診察やらでバタバタだったけど
今日からまたヒマ人。
ウクレレ持参すれば入院中も
楽しく過ごせたのにな
(どんな患者なんだってば)。


入院中、マルタが1枚の
写真を送ってきてくれました。
同僚の結婚式だとかで、
普段垢抜けないマルタが髪型も変わって
とても可愛らしく変身していたよ。
なんだか久しぶりに会った気がして
ちょっと笑ってしまった。

マルタったら、忙しい中
入院前日にわざわざ電話をくれて
「大丈夫、大丈夫!」
と励ましてくれたのはいいけど
やっぱり本当に忙しいみたいで
「ヨガのパンタローニ(ズボン)が
見つからない!どうしよう!
あと5分で出ないといけないのに」
という断末魔とともに
ガサゴソ… ガチャーン!という音が
電話口から聞こえてきて相変わらずだった。
キミが大丈夫か。

マルタの隣にいるのが同僚のサライ。
キレイな黒髪のショートがよく似合う。
手首にドラゴンボールのタトゥーを入れている
なかなかファンキーなお嬢さん。
去年ウチに来て、西荻ハウスに
泊まってくれました。
一緒に「それいゆ」にも行ったねぇ。

今年はふたりに会えないかと思うと
ちょっとさみしい。
また会いたいなあ。


2016/07/02

今の気分は脱走犯。

ヒマすぎて、ヒマすぎて、
ヒマすぎて、ヒマすぎて死にそうです。

腹腔鏡手術はすごいもので、
術後2日目にして管と麻酔が全部外れて
フツーにシャワーを浴びれるほどに
モリモリ回復しました。


持ってきた本も映画も全部見尽くし
土曜日ということもあって
今度は手当たり次第友人に電話
(メーワクな話だね)。
「あんたも来年厄年だから
厄払い行っといたほうがいいよ」とか
剥き出しのオバハン口調で
大きなお世話を喋り倒しても、
それでも笑ってくれる友人の存在は
ありがたい。


あと、どっかで聞いた話、
今年お茶の間を騒がせた
舛添も不倫のゲス&ファンキーも
苦難の渦中の海老蔵さんも
みんなわたしと同じ射手座て。
嫌、わたしそのテーブル座りたくない。
そのメンツを同居人に話したら
「あ、それ救いようないわ射手座」と
ひとこと一蹴されたからね。

あんましそういうの信じないけど
このメンツが説得力ありすぎてもうあなた、
なるべくしてなった病気と思って
受け止めるしかないよね。
まわりの射手座さんお気をつけて!
なにもなくても健診に行ってね!


忙しすぎるのもアレだけど
ヒマっていうものがこんなに苦痛とは。
毎日サンデー!ウヒョー天国!
とかにはならないもんですね。
ニートとか、ある意味すごい。

週明けにはシャバに出れるので
遠出こそできないけど、
次の外来まで、わたしなりに
ジョイフルライフを楽しみたいです。

2016/07/01

とりいそぎ。

手術終わりました。
麻酔と点滴の管が明日外れるー。
ちょう嬉しい。

昼にグースカ眠ったため、
今日はあまり眠れなそうにないです。

2016/06/28

La vita è bella.

友人がわざわざ休みを取ってくれて
鎌倉へ行ってきました。
何十年ぶりくらいだろう、鎌倉。

日帰り温泉に行った帰りに
七里ヶ浜の海の見えるレストランで
美味しいもの食べて帰りました。
あ〜〜、ここ最近でいちばんの幸せ。

植木屋のおっちゃんからもらった
一輪の紫陽花。
帰りにはシオシオになってしまって
慌てて花瓶に挿した。

水の代わりに日本酒を入れたら
なんとびっくり、翌朝
めっちゃ元気になってて
酒のチカラに驚きました。

荒ぶる太平洋。


いい日だった。
ありがたいな、と思った。
いままで良い事も悪い事もあったけど
人生を通して人との出会いは
自信を持って最高だったなと思える。

いつも会う人
たまにしか会えない人
たまの連絡で会ってくれる人
何年も経ってまた会うようになった人
ずっと疎遠の人
また会いたい人
もう会えない人

ありがとうありがとうありがとう。

こんなステキな旅ができたから
何が起きても大丈夫。

決戦はいよいよ明後日。
ほんとうに実感がないから、
入院中の娯楽の用意どころか
基本的な準備も皆無。


どこまでもギリギリの人生!

2016/06/20

最近のいろいろ。

オーヤさんが手術前の元気付けにと
鰻のてんやもんを取ってくれました。
玄関からピンポーンって来るかと思ってたら
勝手口から出前のおっさんが
「お待たせしちゃったね!」ガチャ
入ってきて、ohリアルサザエさん。

美味すぎる。
夢のような美味しさでした。
万が一手術が失敗しても悔いなし。
いまやオーヤさんはわたしにとって
西荻のおとっつぁん。
本当にお世話になってる。感謝感謝。

***

いつの間にやら新宿が新しくなっていて徘徊。
シャレオツな店が盛りだくさんでした。
新しいモニュメントまで。
字面がダサいな。SHINJUKUて。


***

初めて行った杉並区役所。
なみすけは愛されている。


2016/06/11

ヘタレ選手権優勝候補。

昨日も病院でした。
しばらく病人日誌みたいになるけど
ネタがコレしかないんだヨ。

今回の検査はなかなかヘヴィだった。
先生も看護師さんたちもやさしいけど
検査内容といえば、やることなすこと超ドSで
ヘタレな自分はビビりまくり。

「もうちょっとだからねー、
がんばってくださいね。」
膝をさすってもらいながら
励まされるさんじゅういっさい。
はい、と言いつつも
「いやだいやだ、がんばらすなよ、
早く終わってくれよ」
と心の中で思った。
本当は大した検査じゃないのに
必要以上にビビってしまい、
スタッフの方に申し訳なかったなあ…。
精神的ダメージが強い上、
今日は安静にしろとのことで
そのまま会社休んだった。


思い悩んでも心労になるだけなので
次の外来でわかる検査結果も
もうどうでもよくなって
そのまま西荻の喫茶店で
コーヒーとケーキで一服。
がんばった自分へのご褒美☆
ってわしゃOLさんか。

帰りしなの八百屋で
好物の水茄子が売っていたので
ひとつ、買って帰った。

夏はもう、すぐそこ。
早くこの闇から脱却したい。

2016/06/06

溶けろ リアリティー。

今日も今日とて採血です。
手術前検診で本日試験管8本分。
Oh 人生最高記録。

わたしは血管が細いが故、
毎度看護師泣かせの採血なので
いつも両方の腕を差し出して、
そのときのコンディションによって
調子のいい方の腕で
採血をしてもらいます。

しかし情けないことに左腕には
去年のクラゲに刺された傷痕が
未だにくっきり残っているので、
「あらっ!ごめんね、前回の採血で
内出血しちゃったのねっ!」と
採血担当のおばちゃんに
大変驚かれてしまいました。

いえ!違うんです!
クラゲに刺された痕なんです!

と説明すると、向こうは
あ!あのクラゲのひと!

と、そこで前回も話した
クラゲエピソードを思い出してくれました。

きくと、平日は1日40人ほどの
血を採っているそう。
まさに百戦錬磨のモスキートナース。
その中でもクラゲ持ちの女は
きっとわたしだけだろう。

一見シャブ中のヤバイ腕を
毎度晒すのはしんどいので
おばちゃん、次回もなにとぞなにとぞ。


今日初めて執刀する先生とお話したら
めっちゃいい先生でした。
「気に病んでも仕方ないからね、
普通に生活して大丈夫ですよ」
と仰ってくれて、なにこの安心感。

手術当日までやりたいことやって
楽しく愉快に過ごそうとおもいます!
フィーバー!!!