2016/08/22

夏の夜の夢。

最初に断ります。
また落語のお話だよ。


某日。
新宿の異界、末廣亭で、今年はもう
春風亭昇太とマンダラーズを
見られないことが判明し
あのあと中席楽日まで
結局2回も観に行ってしまった。
足が勝手に末廣亭に向かっていた。
おいらんずも最高に楽しかったから
もう2回くらい観たかったなあ。


春風亭昇太師匠。
ちょっと気の抜けた出囃子の
和風「デイビークロケット」が
聞こえてくるだけで最早、これから
どんだけ笑かしてくれるんだろう
という期待感と高揚感。

新作が売りの昇太さんだけど
古典もすごかった。衝撃でした。

昇太師の落語は映像で見える。
本当に本当に映画を観ているみたい。
それもドタバタコメディ映画。
ジェットコースターのように
クルクル変わる場面展開のスピードと
登場人物の掛け合いが痛快!
なんでかわかんないけど古典なのに
オリジナルの新作に聞こえる。
あれ不思議だねぇ。


「船徳」
ニートの若旦那が
ヒマだからというクズすぎる理由で
船頭の仕事を始めたものの、
ドジばかりして客が振り回される、
ただそれだけの話なのに
桟敷から落っこちそうになるほど
笑いました。完全にひとりドリフ。
船頭=志村、客=いかりやの図式が。
しかもただ笑かすだけじゃなくて
扇子を竿に見立てて漕ぐ音を出したり
とても臨場感ある演出ですごかった。
客席みんな、船の上にいた。芸だわ。

「宿屋の仇討ち」
宿で静かに過ごしたいお侍さんと
隣の部屋でドンチャン騒ぎする
悪ノリ三バカ江戸っ子トリオの間で
奔走する宿屋の伊八の描写が
格段におもしろかった。
三バカが最高にかわいくて笑った。
超絶ババアの芸者を呼んで
「すごいのがきたよ〜」
とキャッキャ騒ぐ三人。超バカ。
「伊八ィ!いはちィ〜〜!!」
侍に呼ばれパニックになる伊八。
岡田あーみんの漫画みたい。
もう、ほんとこれ。

アロハマンダラーズも2回観た。

そんなこんなで今年は
おいらんず、マンダラーズ、
昇太師の落語で愉快な夏でした。
映像や音声で見るのと
ライブで見るのとは面白さが違う。
気が狂いそうなほど
笑かしていただいた。
お客さんを笑顔にする落語家、
なんてステキなお仕事だろう。


さて、早速備忘録的に
来月行きたい寄席&落語会。
カッコ内はお目当の噺家さん。

9/3  末廣亭深夜寄席(桂夏丸、春風亭昇々)
9/4 目黒さんま寄席(春風亭昇太)
末廣亭 上席(桂米丸)
池袋演芸場 中席(柳家喬太郎)
9/24 桂歌丸噺家生活65周年を祝う会
9/25 芸協らくごまつり

高校生のときジャニーズを追っかける
クラスメイトの気持ちが
1ミリもわからなかったけど
いまはわかるよ。わかるさ。
下は31歳から上は91歳までと
年齢幅はだいぶ広いけどな。
いろんな落語家さん発掘するゾ。
東京住まいでよかった〜。


老後は和室で着物着ながら過ごしたい。